今こそ復活して欲しい懐かしのガジェット達

2014年9月11日木曜日

Android ガジェット スマートフォン

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willcom D4

猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。

今でこそ、スマホ1台で何でもできる世の中になりましたが、日本初のAndroid端末「HT-03A」が発売されたのは2009年7月10日です。ほんの5年前はまだ「スマートフォン」という言葉すら一般的ではありませんでした。(W-ZERO3があるだろ!という方、後でちゃんと触れますのでご安心を(;´∀`)

5年の間に技術も進歩しました。そこで、自分の記憶に残る懐かしのガジェットをあげて、今の技術で作り直したら・・・という妄想を綴りたいと思います。



カード型デバイス


「カード型」
この言葉に心躍るガジェッターのみなさんも多いでしょう。
その昔、ノートパソコンには俗に言うPCカード(PCMCIA)という、カード型の拡張インタフェースがありました。モデムやLANなど様々な用途に使われたインタフェースですが、そのカード単体でも動く製品がありました。

IBM ChipCard TC-100/VW-200

画像はWikipedia TC-100VW-200より

IBM ChipCardはPCに挿すとメモリーカードに見え、単体ではそのビューアとして利用できる物です。ハードウェアキーが搭載されているので、文字入力も可能です。
TC-100は1995年5月、VW-200は1996年に発売されています。どちらも日本IBMが開発・販売しています。

後継のVW-200はスピーカーも搭載され、音声出力や住所録からのダイアルトーン発信ができるそうです(知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、固定回線がプッシュ式で契約されている場合、受話器のマイクに対してトーン信号を流してやると発信が可能です。)
開発ツールが無償公開されたため、パソコン通信を通じて様々なフリーソフトが開発されました。自分は使ったことがないです。

日本のメーカーは何をやってたかというと、シチズンが「DataSlim」という似たようなデバイスを発売しました。

DataSlim/DataSlim2


DataSlimは1998年11月29日、DataSlim2は2000年5月19日に発売されています。
ボタンは少なめですが、その分画面が大きく見やすくなっています。専用ソフトを使ってOutlookやLotus Organizer(ロータスとかもう知らない人もいるでしょうね・・)とデータを同期することができます。
基本的にはスケジュールや住所録のビューワーですが(右のボタンを使った文字入力も可能)、2になってからは液晶がタッチパネルになり、ソフトの追加もできるようになりました。
これは当時非常に欲しかったのですが、当時大学生~院生だった自分には管理するほどスケジュールもなく、まとめるほど住所録もなく、使い道がないしお金も無いという結論に至って入手しませんでした。

(´-`).。oO(今の技術で作れば・・・

現在、電子ノートとしてキングジムから「マメモ TM2」、シャープから「電子ノート WGシリーズ」が発売されています。

個人的にはどちらも大きいんですよね。

クレジットカードサイズで、高精細な液晶にタッチパネル(デジタイザはさすがに無理か・・・)の電子メモがあれば、胸ポケットにいつも入れて置けて便利だと思います。

あと、どちらの製品もアンドゥ機能がないので、それはサイズ云々の前にすぐにつけて欲しいです。


キーボード付きデバイス


パソコンではないけれど、キーボードが付いた小型デバイスもありました。

ポケットボード

画像はWikipedia 10円メールより

スマホ世代の方は信じられないと思いますが、かつて携帯電話ではEメール(インターネットの電子メール、~@docomo.ne.jpみたいなアドレスを使う物)が送れませんでした。キャリア内で閉じた形でのショートメッセージのみでした。

当時の通信料金は16秒で10円程度でした。そこでドコモがデータ通信の仕組みを使い、「アクセスポイントにダイヤルアップ接続、インターネットに接続、メールサーバーに接続、メールを送信(2Kバイト=1000文字分)」までを12秒で完了させる仕組みを作り、これを「10円メール」という名前でサービスを始めました。1998年のことです。

当初はパソコンと携帯を使ったサービスでしたが、後に専用の端末が発売されます。それが写真のポケットボードです。
手のひらサイズで、ボタンはタッチタイプはちょっと厳しく、人差し指でぽちぽち押す感じです。それでもこの端末は結構売れて、後継機も色々出ました。Wikipediaの10円メールのページを見ると、懐かしい対応端末一覧が載っています。

HP200LX

画像はWikipedia HP200LXより
キーボード付き端末と言えば、このHP200LXを外すことはできないでしょう。しかし残念ながら自分はこの端末を触ったことがありませんので簡単な紹介にとどめます。

フルキーボードを備えた小型PCで、OSにMS-DOSを搭載しており、単三電池2本とボタン電池CR2032で20時間以上動作するという、今でも愛好家の多い端末です。

モバイルギア

画像はWikipedia モバイルギアより MobileGear for DoCoMo
HP200LXはポケットボードと同じようなプチプチしたキーボードですが、このモバイルギアはそれなりにタッチタイプのできるキーボードを備えた端末です。初期はMS-DOS、後期はWindowsCEを搭載したモデルが発売され、さらに後継機種としてシグマリオンシリーズがIIIまで発売されました。

初期のモデルはモノクロ液晶で、乾電池で動作します。

これも自分は触ったことがないのですよね・・・。でも出る度に「欲しいな~」と思った記憶があります。

N-08B


こちらは割と最近、2010年8月に発売された、FOMA端末です。携帯電話です。
詳しい機能は上記記事にありますが、タッチタイプ可能なキーボードを備えつつ、通信機能もある(無線LANも搭載)という、なかなかの変態端末です。
フルブラウザも搭載している物の、エディタとしてもイマイチなできだったようで、その後後継機が出ていないことからあまり売れなかったことが想像できます。

W-ZERO3シリーズ

画像はシャープW-ZERO3公式サイトより

キーボード付き端末として、これを取りあげないわけにはいかないですね。
「スマートフォン」という言葉はこの端末から始まったと言っても過言ではないでしょう。

OSにWindowsMobile(当時)を搭載し、電話も可能でありながらブラウザやメール、MicrosoftOfficeファイルの取り扱い、アプリの追加なに加えて、スライド式のキーボードを搭載しています。

一番最後に出た「HYBRID W-ZERO3」では普通のテンキーになってしまいました。もしこれがフルキーボードだったら、今でも使っていたかもしれません。

(´-`).。oO(今の技術で作れば・・・

キーボード付きのエディタとしてはキングジムのポメラシリーズがあります。自分もDM100を所持しています。
DM100は非常に完成度が高く、乾電池で動くため製品寿命も長い(専用バッテリーだといつかは生産終了してしまう)、Bluetoothに加えてFlashAirを使う事でデータをスマホやPC、Evernoteに転送できます。

もしこれに3Gモデムが載れば・・・

MVNOのワンコインのSIMを挿せば、書いた内容をどこでも送信できます。ブラウザを乗せてしまうとポメラの信念を崩してしまうかもしれませんが、モノクロで機能の少ないものならちょっとした調べ物に便利かもしれません。でも電池駆動は外して欲しくない所です。

あと、DM100は電池ボックスが下にはみ出ていて、角度が付くのはいいのですが厚くなってしまっています。これを水平に配置して全体が薄くなるとさらに良いと思っています。


WindowsPC


Windowsを搭載したPCにも異色の端末がありました。

F-07C

「携帯にWindowsを乗せてしまおう」とか、頭おかしい(褒め言葉)ですよね。
とにかく無理矢理にWindows7を乗せてしまったこの携帯。さすがに無理があって、当時のネットブックによく使われていたCPUのAtomをクロックを落として搭載し、SSDも非常に遅い上にバッテリーが2時間しか持たない(実質はもっと短いらしい)ときています。

しかし、実際に製品として出せたのはすごいですね。ディスプレイは4インチで1024×600ドットなので、最近の大きめのスマホよりも小さいです。

当然ながら後継機は出ていませんw

この携帯の発売は2011年です。しかし、その3年前2008年にも異色のWindowsPCが出ていたのです。

WILLCOM D4(WS016SH)

画像はシャープのD4公式サイトより

実はAtomを搭載した初のPCであるWILLCOM D4。サイズは84×188×25.9mm(今話題のiPhone6 plusを少し縦長にした感じ)でありながら、フルキーボードを搭載したWindows Vista搭載のPCです。

ウィルコムの通信モジュールW-SIMを使った通話やデータ通信も可能です。
右側の矢印はタッチセンサーになっていて、この使い心地はなかなか良かった斗記憶しています。液晶自体もタッチパネルになっています。

しかし、Atom+1GBメモリではVistaは重く、あまり評判は良くありませんでした。結果、後継機は出ることはありませんでした・・・。

(´-`).。oO(今の技術で作れば・・・

8インチのWindowsタブレットがある時代です。今のAtomは当時とは比べものにならないほど進化しており、通常のオペレーションには十分な性能を持っています。
現時点での最先端の技術でF-07CやD4を作れば、常用できる物が作れると確信しております(個人的に)。


まとめ:(´-`).。oO(できたらいいなぁ~


富士通さんやシャープさん、キングジムさんには、大いに期待しております。

また、小型PCと言えばVAIO UやVAIO Pといった名機もあります。自分はVAIO U101を普通に使っていました。新たに設立されたVAIOさんにも期待しております。特にVAIO Pの現代版をお願いします!!

それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ

ちなみに自分が今使っているのはVAIO Pro11のタッチパネル無しのモデルです。800gを切っており、非常に頼れる奴です。

VAIO Pro 11/13 | “VAIO” | ソニー


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自己紹介

猫とガジェットが好きなJava屋さんです。うつ病で休職後退職し、1年半の休養後に社会復帰。・・・が、いろいろあって再び退職。さらに1年休職の後に復帰して、なんとかSE続けてます。茶トラのすずと一緒に生活していましたが、2014年9月4日に亡くなって1人に。

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