2014年12月28日日曜日

10万近いイヤホンにお値段分の価値はあるのか?「SHURE SE846」レビュー


猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。

この製品、購入は約1年前です。うつ病のせいでそれまで大好きだったゲームもあまりやる気が起きず、家電も大体買い尽くしたので、お金の使い道は「音楽」と「コーヒー」に絞ることにしました。

当時ソニーのノイズキャンセル付きウォークマンを使っていましたが、ケーブル断線によりイヤホンを買い換える必要が出てきました。専用イヤホンだけ買い換えれば良かったのですが、どうせならこだわってやろうと思って行き着いたのがこの「Shure シュア | SE846」というイヤホンです。

2014/12/28時点での最安値でも8万を超えるこのイヤホン、果たしてそれほど出す価値はあったのかどうか。レビューを書きたいと思います。




その前にイヤホンを構成するドライバーの型「ダイナミック型」と「BA型」について



イヤホンを構成するドライバー(音を出す部分)には大きく2種類あります。

1つは「ダイナミック型」で、これは一般的なスピーカーと同じ物が小さくなって入っているものです。

もう1つは「BA(バランスド アーマチュア)型」で、最近増えてきているものです。元々は補聴器に使われていたもので、ダイナミック型より小型で、繊細な音を出せますが、音圧や出せる音の範囲は”一般に”ダイナミック型よりは劣ります。

最近では、再生周波数を分けたドライバーを多数内蔵したタイプや、ダイナミック型とBA型を両方乗せたハイブリッド型が出てきています。

ただし、単純にたくさんあればいいというわけではなく、多くなればその分個々のドライバーが出す音が混ざり合うため、うまく作らないと特定の帯域だけが持ち上がってしまったりと、悩みも増えてきます。


SE846の構造



SE846はSHUREのイヤホンラインアップでは最上位で、ドライバー構成はBA型で低域×2、中域×1、広域×1の4ドライバーです。

  1. 内蔵3-Wayクロスオーバー:入力信号を帯域毎に分離して各ドライバーへ渡す回路
  2. 低域デュアルMicroDriver
  3. 広域MicroDriver
  4. 中域MicroDriver
  5. ローパスフィルター:低域ドライバーが出す音をこの隙間を通すことによって低域のみを取り出す
中でもすごいのはローパスフィルターです。編み目のように開けられた音の通り道を通すことによって、低域ドライバーの出す音から余計な成分を減衰させます


開封の儀



それでは開封の儀へ移りましょう。10万近くするだけあって、箱もとてもしっかりしていて豪華です。ロゴの入ったクロスが付属しています。


クロスをどけるとイヤホンとケースがお目見え・・・なのですが、儀式の前に買ってすぐ開けて使っていたのでイヤホンは無しです(;´∀`)


付属品も多数。イヤーピースだけでも4種類入っています。


これがその4種類。左上がソフトフレックスイヤパッド、右上がフォームイヤパッド、左下がイエローフォームイヤパッド、そして右下がトリプルフランジイヤパッドです。
でもこれらは消耗品であり、欠けていると売るときに値段が下がってしまうため、別途買って使うのが良いです。自分は「コンプライ Tx-100」を使っていました。



これは交換用ノズルインサートと取り外し器具です。このパーツを付け替えることで、1kHz~8kHzの音を弱めたり強めたりできます。
自分の好みにカスタマイズすることができてしまうわけです。


航空機内用アダプター、レベルコントローラー、ケーブルクリップ、6.3mmアダプターです。
ケーブルクリップは便利。


ケーブルは116cmと162cmの2種類が付属しています。
ケーブルはコネクタがMMCXという形状で、取り外し可能です。断線しても安心で、交換用ケーブルも多数売られています。


さすがに4ドライバーだけあって、イヤホンとしては大きめです。


ボケボケですみません(;´∀`)
ケースはクリアで、中身がとてもよく見えます。どうだと言わんばかりです。


この部分にはSE846のロゴが。


またボケボケですが、SHUREのロゴとドライバーの番号が入っています。それぞれ01~04と番号が付けられています。


右側(R)の本体はパーツの一部が赤くなっており、一目で左右が分かるようになっています。


SE846のすごいところ4つ

  • イヤホンなのに空間を感じる
  • 遮音性がすごい
  • 低音がしっかり鳴る
  • 知らなかった音が聞こえる

イヤホンなのに空間を感じる

その構造によるからかもしれませんが、音に奥行きを感じました。部屋でスピーカーから出る音を聞いているような感じです。


遮音性がすごい

俗に言う「shure掛け - Google 検索」をして付けるのですが、耳にすっぽり収まって外の音が聞こえにくくなります。
その遮音性はすごく、ノイズキャンセルが無くても十分なほどです。


低音がしっかり鳴る

ズンズン響くような音ではなく、しっかりと鳴っているのですがそれが強すぎない、自然な低音が出ているように感じました。低域用2ドライバーとローパスフィルターのおかげでしょうか。
聞いてて気持ちのいい低音です。


知らなかった音が聞こえる

同じ曲を聴いていて、「あれ、こんな音鳴ってたんだ」という事がけっこうありました。これまで気づかなかった楽器の音などが感じられるようになりました。



まとめ:お値段分の価値は確かにあった(自分にとっては)


このイヤホンによって、通勤時間がより快適になりました。
音質もそうですが、物としてのデキが非常に良く、クリアなケースから内部構造を見てるだけでも所有欲を満たしてくれます。

もし気になった方は、まずは試聴してみてください。大抵のお店は試聴可能です。いつも使っているプレイヤーを持っていって、聞き比べてみてください。

「たかがイヤホンにそんなに出せないよ」という方には、同じSHUREが出しているSE215 Special Editionをオススメします。こちらはダイナミック型になりますが、形状がほぼ同じため遮音性は同等です。ケーブルも交換可能で断線しても大丈夫です。お値段は1万円ほどです。

その後このイヤホンはどうしたかというと、下取りに出してさらなる高みへと向かうわけですが、それはまた別の機会に。
下取りはeイヤホンで半値くらいで売れました。高級イヤホンはいざというときは売れるので、それも加味して考えれば十分価値はありました。

それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ



0 件のコメント :
コメントを投稿

▼こちらの記事もどうぞ

▼ブログを気に入っていただけたらRSS登録をお願いします!
▼ブログランキング参加中!応援よろしくお願いします。

スポンサーリンク