想像以上の使い勝手の良さで驚いた「ソニー SmartWatch SW2」 渾身のレビュー

2014年8月18日月曜日

Android ガジェット スマートフォン 腕時計

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猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。

XperiaZ2を購入後、「SmartWatch2 SW2」が安く変えるキャンペーンがやっていたのですかさずゲットしました。(5000円くらい安かったかな?)

当初全く期待せずに買ったのですが、想像以上に使える奴でした。Android Ware機種とのスペック比較も交えながらレビューしたいと思います。

※休職前に買ったのでまだその時は金銭的余裕はありました・・・。



開封の儀


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箱から中身を出すと、透明なケースの中にSW2が収まった箱が入っています。なかなかの高級感。

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本体。時計としてはちょっと大きいかなというサイズ。画面下には「戻る」「ホーム」「メニュー」のタッチキーがあります。

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右側面には最近のXperiaと同じような電源スイッチ。

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左側面には蓋付きのmircoUSB端子。

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電源OFF時の充電中画面。

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後で詳しく書きますが、IP57の防塵・防水性能を持っています。
本体裏にはNFCが内蔵されており、ペアリングが簡単にできます。

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ペアリング完了後。

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SmartConnectを入れよとの指示が。スマホ側でもインストールを促されたと思います(XperiaZ2は最初から入ってるので大丈夫)。

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スマートコネクト上では、SmartWatch2ホストアプリをインストールせよとの指示。

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ホストアプリをインストールすると、SW2本体の更新が始まりました。


スペック/AndroidWareとの比較


SW2LG G WatchSamsung Gear Live
OS独自Android Ware
画面1.6インチ220×176ピクセル1.65 インチ 280 x 280 IPS LCD1.63 インチ 320 x 320 SuperAMOLED(278 ppi)
サイズ横約 42mm x 縦約 41mm x 厚さ約 9mm37.9 x 46.5 x 9.95 mm37.9 x 56.4 x 8.9 mm
質量約23.5g(本体のみ)/約48g(リストバンド含む)63g59g
バッテリー通常使用時3-4日(常時時計ON)400mAh300mAh(1 日使用)
Bluetooth3.04.04.0
音声入力-対応
センサー加速度、近接9軸(加速度計/コンパス/ジャイロスコープ)加速計、デジタル コンパス、ジャイロスコープ、心拍数モニター
防塵・防水IP57IP67
価格(税抜)14,095円22,900円22,000円
※価格は2014/08/18時点のものです。

ポイントはバッテリーと音声入力です。LG G Watch、Samsung Gear Live共に1日程度しか持ちませんが、SW2はスペック上で3~4日、実仕様ではもっと持ちます。

その代わり、SW2はインタフェースがタッチパネルのみで、音声入力を持ちません。センサーも少なめです。その分価格は抑えられています。

ちなみに防塵・防水の保護等級については以下に詳しく載っています。IPX5とかのXは、どちらか片方を示す時に使うそうです(知らなかった)。
SW2自体はXperia専用というわけではなく、Android4.0以上のスマホなら大丈夫なようです(保証はしませんので検索してみてください)。


実際の使用感

ウォッチフェイス

デフォルトでアナログ、デジタルでいくつか用意されていますが、カスタマイズもできるようになっています。

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時計以外にバッテリー、バッテリー、Bluetooth接続状態、通知(数値のみ/3マス分の内容)といった内容を自由に配置できます。アナログ時計と日付が同時に分かるのは便利です。後述する「天気スマートプラグイン」をインストールしていると天気も追加できます。(個人的にはオススメしません。これも後述。)
もっと複雑な内容を表示するためのアプリも多数リリースされています。

アプリの追加

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SW2とペアリングしていると通知エリアにSW2のアイコンが常時表示され、通知を下ろしてSmartWatch2をタップすると管理画面になります。

ここから前述のウォッチフェイスの編集をしたり、アプリケーションの検索ができます。
いくつかのアプリは推奨アプリケーションとして下に表示されており、すぐにインストールできます。

液晶画面

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液晶は半透過型液晶になっています。この写真はバックライトが付いた状態ですが・・・

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しばらくするとバックライトが消えます。消灯状態ではちょっと黄みがかったモノクロ表示で、バックライト点灯時はカラーになります。
ウォッチフェイスアプリを入れていないので分かりませんが、もしかしたら消灯時でもカラー表示できるかもしれません。

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この半透過型液晶がバッテリーの持ちに貢献すると共に、屋外での視認性向上にもなっています。帰宅後は電源をオフにするという運用であれば、1週間くらいは余裕でバッテリーが持ちます。

さらに、テーブルの上に置くなど静止状態になると、液晶自体が消えて省電力になります。

Bluetoothのバージョンは3なのでAndroidWareの2機種と比べると通信での消費電力は大きいわけですが、それでもこの動作時間の差は大きいと思います。(CPUなどのスペック自体も低いと思いますが)


アプリ紹介

SW2自体に最初から組み込まれている物

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時計表示から電源ボタンを押し、続いてホームキーをタッチするとメニュー画面になります。いくつかのアプリは最初から組み込まれています。

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タイマー。

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ライト(最大輝度でモニタが点灯)。

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電卓。

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アラーム。どれも非常に簡易的なものです。

Twitter用スマートプラグイン

推奨アプリにも表示されているソニーモバイル公式の物です。

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ログイン認証後、「Twitterアクティビティ」を選択を選ぶと右の画面になります。

しかし、「タイムライン」を選択すると現在フォローしているユーザーを全て取得してきます。この仕様がイマイチで、フォロー数が多いとメモリの少ない端末ではAndroidのANRダイアログ(アプリケーションが応答しないので強制終了しますか?的な)が出てきたりします。

ユーザー単位で通知するかどうかを指定できるのですが、フォローが2000人とかいると選ぶのも大変なので、リストに対応して欲しいところです。自分で作ろうかとも思っています・・・。
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SW2で通知を受けると、このように表示されます。

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画像をダウンロードにチェックを入れていれば、画像も確認できます。右下のメニューボタンをタップすると「スマホで表示」「お気に入り」「リツイート」が選べます。

通話処理スマートプラグイン

こちらも推奨アプリにも表示されているソニーモバイル公式の物です。

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着信があるとバイブレーションで知らせてくれ、電話に出るか拒否するかが選べます。通話はスマホで行う必要があります。

SW2側でメニューから起動すると、通話履歴の参照、ダイヤル発信、電話帳から発信が可能です。

カレンダースマートプラグイン

これも公式です。

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指定したGoogleカレンダーの予定をSW2上で確認できます。下にスクロールしていくとどんどん読み込んで表示してくれます。

WatchIt!

これは公式ではありませんが、すさまじく便利なので必須アプリです。
何ができるかというと、指定したスマホ上のアプリが出す通知をSW2に転送してくれるというものです。

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インストール後、設定→セキュリティ→通知へのアクセスを選んで、WatchIt!にチェックを入れないといけません。Androidのバージョンいつぞやからか、通知の内容を読み取るにはこの手順が必要になったようです。

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WatchIt!の設定で「Default App Setting」を「Ignore」にして、デフォルトで全て無効にします。その後、「App Settings」で通知したいアプリを選択します。

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自分はLINEとiコンシェルを通知してます。iコンシェルは天気や雨の予報、電車の遅延情報などリアルタイムに欲しい情報がまとめて得られるので非常に便利です。ドコモの有料コンテンツの中で唯一課金しても良いサービスだと思ってます(月100円だし)。

東京のお天気レーダー

これは東京に住んでいる方ならおなじみの「東京アメッシュ」のデータをスマホで見るためのアプリ(非公式)ですが、いつの間にかSmartWatchシリーズにも対応していました。

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このように、SW2上で東京アメッシュの情報を確認できます。

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拡大して詳細表示にすることも可能。

他にも様々なアプリがあります

などなど、様々なアプリがリリースされています。上に上げた5つは全てソニーモバイル公式ですが、非公式アプリはものすごい数あり、試しきれないほどです。

ただ、この中の「天気スマートプラグイン」はしばらく使ってみたものの、バッテリー消費が結構大きかったので外しました。今の天気を知るよりは「雨が降るかどうかが分かった方が良い→WatchIt!でiコンシェルを表示」という結論に達しました。

iコンシェルを使っていない/使えない方は、「雨アラーム」を入れると現在地点で雨が降るかどうかが通知されるので便利です。
まああえてSW2用のアプリを入れなくても、スマホの方に必要なアプリを入れて「WatchIt!」で通知させれば、大抵の要件は満たすでしょう。


まとめ:便利さはお値段以上のガジェット!しかし後継機の噂も


バッテリーの持ちが非常に良いため、単に時計代わりではなく、それ以上の役割を果たしてくれます。

SW2はソニーモバイルのスマートウォッチとしては3世代目になるため、アプリも多数リリースされています。

ただし、次世代のSmartWatch3が9月に発表されるという噂があります。同じく独自OSでAndroidWaerではなく、ワイヤレス充電や無線LAN内蔵で単体でもそれなりに使えるようになるとの話。どうしても欲しいという方以外は次世代機を待つ方がいいかもしれません。

AnrdroidWaerの方も「moto360」が控えていますし、Appleの「iWatch」もそろそろという感じで、スマートウォッチは今後要注目です。

購入方法

SW2の購入はサポートを考えると公式のXperiaストアからが無難です。
Amazonや楽天でも売られています。かつて売られていたメタルバンドのバージョンも並行輸入品としてあったりします(公式ストアにはありません)。

バンドについて

標準のバンドは黒のラバー素材ですが、公式ストアでは他の色のバンドや革製のバンドも売られています。また、ミヤビックスからカラビナホルダーも販売されています。


一応24mmのバンドなら交換ができますが、24mmは腕時計としては大きい方で数が少なく、特に金属製は値段も高めです。
自分はAmazonで以下のバンドを買いました。いつも品切れですが、時々入荷されるようなので、欲しい方は欲しい物リストに登録してチェックしておきましょう。値段は3000円ちょいで、品質は値段相応です。



それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ

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自己紹介

猫とガジェットが好きなJava屋さんです。うつ病で休職後退職し、1年半の休養後に社会復帰。・・・が、いろいろあって再び退職。さらに1年休職の後に復帰して、なんとかSE続けてます。茶トラのすずと一緒に生活していましたが、2014年9月4日に亡くなって1人に。

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